カメだって全速力

このブログの続きは、カメだって全速力第2章「る〜さんと駆ける」(mamogame.hatenadiary.com)に移行しています。リンクからどうぞ

運転が苦手

 一時の暑さはおさまったものの、なんだかよくわからない、はっきりしない気候が続いています。近年こういうのが多いですね。

 

 昨日書いたハイブリッドを運転しての友人たちとの旅行。

助手席が車の持ち主だったのですが、一時間以上運転したことは殆どないと言います。

(その友人が、落ち合う都合上我が家まで1時間以上を運転してきたのだから、きっと大冒険だったと思います。)

高速は苦手、とも言っていました。

 自分が運転中だったのもありますが、それに対して有効なアドバイスはあまりできなかった気がします。行ってみようと思えばできるものだよとだけ言いました。

(ちなみに彼女は経済系の大学を出た働く女性。今だって銀行で働いています。そういうとこすごいなあって尊敬する)

運転が苦手かなと思っている、その状況は5年前、10年前の私そのものです。

 

私は、車好きの男性と結婚したので、車を動かすことは出来ました。

だけど、例えば高速道路では、

出せる速度の上限は時速100キロ。それ以上になるとガチガチだから追い越し苦手。

出来る限り左車線だけを走りたい。

車線変更は苦手。

運転開始から一時間もすれば頭痛。

車好きの人間と結婚して10年以上経った、10年前の私はそういうふうでした。

 

ただ、当時は名古屋市内の幹線道路に近い所に住んでいたため、日常的な路上環境はこんなふう。

表通りに出れば、60〜80キロで狭い車間で途切れること無く車が走っている。

もし40キロで走ったら、車線変更と追い越しを多発させてしまう。

そういう環境の、路肩が殆ど無い2車線の道路に、時折路上駐車があるのが普通。(その後その道路では路駐に対して規制が厳しくなって路駐は減りました)

 

そういうわけで、中速域と車線変更だけは、死活問題なので鍛えられました。

 みかねた夫が当時いろいろアドバイスをしてくれて、入りたい車線の流れに自分をどう合わせるか、周りに迷惑をかけないようにどうやって入るか…意思表示をいつするか…そんなことを都度意識して走ります。

 

更に近年運転を習う中でそれまであまり自分の中になかった、合理的な考え方、という思考回路を努力して作っているので、随分考えやすくもなり、その時々で身体で反応するようになりました。

 

先日、運転が苦手…という言葉を友人から聞いて、その気持ちは痛いほどわかりました。

でも、別に自分みたいにサーキットを走らなくても、その「苦手」は本人がその気になれば解決するかもしれないな…そんな風にも思っています。

苦手、がなんとかしよう、に変われば必要最低限はなんとかなります。

 

サーキットを走っている

ドライビングスクールに行っている

 

このことで、友人から運転を頼まれ、すごいね、と褒められる。

サーキットに行けばタイムが出ない、周りより遅いという現実はあるけれど、

私、せっかく習っているのだから、求められた時に、何か相手にとって必要な言葉が選べる、そんな人になりたいな、そう思いました。

でもそれってとても難しいことだと思い、ものすごく言葉を選ぼうとする自分がいます。

自分の中に沢山の引き出しがないとホントの意味での有効な言葉は選べないと思います。