カメだって全速力

このブログの続きは、カメだって全速力第2章「る〜さんと駆ける」(mamogame.hatenadiary.com)に移行しています。リンクからどうぞ

速い、のイメージ

 6月になりました。一昨日くらいから蒸し暑いです。

寒いよりも、凍えそうなのよりも、くっそ暑いのよりも、蒸し暑いのが苦手です。

 

その蒸し暑さの中で、楽しみなのがあじさい。

咲き始めくらいが1番良いです。

今年は我が家のは青さがちょうどいい好みの感じになっています。

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 少し前から、どうして自分がサーキットを走るようになったのか…を書こうとしているのですが、うまくまとめられずにいます。

きっかけはいくつかあったような気がするのですが…いざ文章にと思うと…

書いてみてもなんだか違うような気がしてボツ(笑)

 

 

 MT車を運転するようになって22年ほど経ちます。

その間に国産MT、AT

輸入車MT左右H

輸入車AT右H

は運転経験あります。

たまにワイパーとウインカーがごちゃごちゃになるものの、なんでも、とにかく座れば、あれやこれやしながら動かすことはします。

パドルシフトとか、ステアリングにいろんな操作系のボタンがついているとかいうのは、経験がないです。

アルファのクラッチレスはなんていう名前でしたか…セレスピード

あれも代車で経験させていただきましたが…^^; すぐには慣れなかった。

 

 

 思い返せば、15年ほど前、アルファの155に乗った時が「速く運転したい」と心の何処かで思うようになった時かもしれません。あの頃まだ下の子が2つくらいで、その子が今日17歳になりました。 

  以前は育児と年寄りの看病で病院通いが重なり、なかなか趣味を考える時間が持てず、10年ほど前は高速道路では追い越すのに速度三桁にのせるがいっぱいいっぱい。

航続時間としては1時間で頭痛が…そんなふうでした。

あんまりでかけることもなかった。

 それが今や(笑)サーキットだよ。

 

 

でも、今だって結局介護に少しだけど関わっているわけで。

介護を続けながら仕事も続けている父です。そのサポートをしています。

母は父の仕事に翻弄され続けました。神経を病み、結果脳梗塞です。

ただ、それは母が父の仕事を前向きに理解しようとしなかった結果でもあると私は思い母の弱さだと思っています。父はそれを理解し、いろんなものと今戦っています。

 

父の仕事の向こうには、沢山の教師と、その指導を受ける子どもたちが居ます。

若い頃から、親にはある意味苦労という経験をもらったけれど、時折父の背中の向こうを想像するのです。

代わりがいない存在になってしまった父、後継者を待つ父、家族への何かを背負ってしまった父。その父もかつて後継者であったこと。

私にとっては、父はただの父であるわけで、それも大事なことなのですが。

おかしな人ですよ、ほんとに(笑)

親の苦労、というのは自分が親になるか、自分の視点を離れたり、時代背景を知ったり、自分が歳を重ねることで見えてくるものがあります。

親はそれをわかった上で、じっと待っているのかもしれませんし、考えていないかもしれません。

 

 

 今、私は諸々考えると働きには出られないけれど、その中で、何か意味のある、自分が楽しくて納得できる事を、できる範囲で頑張ってみようとしています。

家族が皆、覚悟を決めてみんなで新天地に集まってきて5年すぎ、なんとか家族が自分の譲れないものを、みんなで協力し合って守っています。

子どもたちはそういう大人をどう見てくれているのか。

少なくとも「人」が暖かい土地だと感じてくれてはいるようです。

 

趣味の時間が持てるってなんて幸せなことでしょうか。

それだけでもありがたいです。

 この先、場合によってはここまでできなくなる可能性もあるから、その覚悟もして、

だからこそ今できることを精一杯。 

 ごめんなさい、まだ、このブログに広がりがあまりないのを良いことに独り言が長すぎます。

 

 

 

話は戻って。

速さってなんだろう。

 

スクールに通うようになって、速さに対して思うことが変わりました。

それを言葉で説明するのはむつかしいです。

むつかしい…いや…断言できないと言ったほうがいいかもしれません。

私自身は入り口がみえただけ、のような気がします。

 10年前、5年前に思っていた速さは情熱、パッションの様なものでした。

速さのひとつの要素は、コーナリングの中で言うなら、失速しないこと、なのかもしれません。

でも、それには情熱だけでは出来ないことがたくさんありました。

 今も心に情熱はあります。

 

 

 

 1年と少し前、鈴鹿フルコースで、今までで1番良いタイムがでました。

あの日は2本走りましたが、1本目はその時の状況(台数とか、一部のエントリー者の行動に不安を覚えた)に怖くなり、焦ってしまいました。

2本目は1本目で反省をして、とても心穏やかに、丁寧に走りました。無心でした。

 あの時、もちろん出来てないことはあるけれども、これが今の自分のベストだと思いました。迷いがあまりなく、自分がしようと思ったことをちゃんとしていて、充実感と確実感がありました。

  あんな幸せなクールダウンの時間を毎回迎えられる様になりたいです。

 

 

 あとでタイムを見たら、結果は今までのベストタイム出たので嬉しかったけれど、タイムではない幸せ感がとても印象に残っています。

 

 

 

タイムは確かに自分の実力を表しているのだろうと思います。

ただ、自分が目標とするタイムをいくつに設定するのか、私には基準がまだもてません。数字や物理、用語、どれをとっても人に何かを訴える、表現する、そういう方法がいまひとつ見つからない。言葉を使っても使った自分がわかっていない、という不安が拭えません。

ひとえに経験不足。簡単には解決できないと思います。

 

一定のペースで周回を続け、自分の操作が間違っていない、と自信を持てることのほうが、今の自分には大切な気がします。 

自分がした操作の動きと、車の挙動、それを感じることが、どれだけ出来ていなかったか、今になって改めて思うのです。

愕然とするけれど、それを感じることが出来始めると面白くてたまらない。

まだ奥があるだろうなと思うのです。

それはきっと、時間がかかっても速さに結びつくのではないかと思います。

 

 

 

 

初夏となり、花壇や畑も秋まで咲く花を植えました。

草取りが行き届かない、気持ちはあれど腰が傷んで、PCに向かいました。

 

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マリゴールド 

 

 

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名前なんだったっけ?いろいろ。

秋にはもっと株が大きくなってますね。

 

 

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ローズマリー バジル、イタリアンパセリ

食用(^o^)