吉と出るか凶には…出さない
9月1日です。家族の送迎で表通りに出ると、久々に登校する小学生の波(というくらい多い)を見ました。
今、我が家の周りは若いご夫婦が多くて妊娠出産ラッシュ。
あと何年かすれば近所も小学生だらけですね(笑)
季節が変わると、我が家の各車の空気圧管理でスタンドのアバウトコンプレッサー(笑)を往復しています。
コンプレッサー買えよ!って思う時もありますが、失敗して何度も行きたくない、という思いで調整がうまくなるもんですね(笑)
実はお盆明けに新しい決断をしました。
詳しいことはこれからですが、当面スポーツ走行を控え、資金調達と新しい相棒入手を目指します。
高価な車や新車を目指している訳ではないですが、走行と新規取得の両方は無理なので、非常にジレンマですが、現実的にはその方が利する所が多いような気がします。
318は入手してから、必要な修理は適宜してもらって来ました。
特にオイル管理は手を抜かなかったので、エンジン好調です。
車が良くないのではなく、自分の目的と、この先数年の金銭事情を考えた時に、今走行を我慢するが得策と判断しました。
操作の面では心残りがあります。
非力ですが、私がもっとピッチングとローリングを使いこなせば、もう少し速くなれるはずで、それはどんな車でも必要なことになって来ます。
そこかしこで話には聞いていたはずなのに、ピッチとロールに関する実感のイメージがきちんとないままずっと走って来て、ある日師匠の後ろをついて走った時に、師匠の車は楽しげに前後左右に動いていて、自分はそれがない。
そこではたと気がつき、その後の参加で動きを作り出すヒントを得て、これから、というのが今の状況です。
それが残念で仕方がありません。
脳内では必要要素が出ていて、あとは実践の中で時間軸の整理と実行だと思っていました。
公道の普通の走行の中でもその要素は多少実験はできるのですが、無理もあります。
新しい相棒には、今よりはお馬さんは多いものを目指すので、気をつけないと操作でなく車の力で満足できてしまうかもしれない。
本当はポテンシャル上げて、ハードルを上げるにはまだ早いと、内心思っています。
しかし、車検通してあと2年待つと、いろんな所で今とは条件が変わってしまう可能性があります。5年後を思うなら今だと思いました。
今までの人生の中で、動くべきだと感じた時の判断は、苦労も多かったけど後悔がなかったし、家族の協力も得られるということなので、少しずつ準備を始めました。
私、車で何がしたいのだろう
車が変わると何が起きるのだろう
スポーツ走行を始めてから、ずっと考えて来ました。
非力なことは悪いことではなく、自分の車の能力を知って、車にとって無理のない速さを目指すことは楽しいことで、そういう走りはきっと見ていても走っていても楽しいのではないかと思っています。
車の運転の楽しさは、操作と結果の一致に多くがあるのではないのかな。
ユイに通いはじめて早い段階でそういう思いが出て来て、2年経って、それが実感に変わりつつあります。
あと1年318とサーキット走りたかったという思いもあります。
まだ何も現実は変わっていないのですが、秋が近づいてきて、いろんな意味で寂しい。
でも将来のために。
フジP2にも、スズカにも、復帰するぞ!
命日
8月最終日。
週末台風の影響で雨が降るかは気になるところですが、朝晩涼しくはなって来ました。
先日が夫の母の命日でした。
13年ほど経ちました。
お姑さんは生家が川魚の卸、晩年が老舗鰻屋の洗い場と、うなぎとは縁があったお人でしたので、いつも命日あたりにうなぎを焼きます。
お姑さんは本当は炭で焼くのが当たり前で、うなぎも道具さえあればさばく人でしたが、
嫁入り先ではそこまではできず、開いた生を買って来て家庭用のコンロで焼いていて、私は嫁に来て、同居時代に焼き方教わりました。関西風です。
その後、息子である夫が七輪買って炭を起こすようになり、お姑さんが人生最後に自宅で食べた夕飯は、息子が焼いたうなぎでした。
備長炭の火は眺めても良し。
私は火加減は分からず、夫は焼き加減が分からず、いつも分業です。
串うちできないので、家庭分焼くくらいが精一杯ですね。
皮から焼き始め、両面あぶって縮めてから、皮をじっくり焼き、また返して身の面もこんがり。
(焼きが足りないとゴムみたいな食感になります)
自家製継ぎ足しのタレをつけて両面炙ります。
全員分を豪快に桶盛りで、大きなひつまぶし(笑)
仏様にも忘れずお供え。
6人で4本。
何よりも、安上がり!
昔はこれが5千円くらいでできたのになあ〜
お姑さんは昭和一桁の生真面目で働き者。
頑固で時々困ったけど、本当にすごい方でした。
孫に見せる愛嬌のある顔はさすが関西人!
うなぎと心意気、年季は足りませんが、なんとか受け継いでやっています。
ワイや、ワイや。アクセルワイヤー(^_^;)
もう1年くらい前から、雨上がりのスロットルペダルの動きが渋い事がありました。
でも、最初のひと踏みとふた踏み位で治ってしまうので様子見して来ました。
先日の台風明けだったか、渋くなってすぐには戻らなくなったので、夫に相談、お店で見てもらって、アクセルワイヤ交換決定。
入院したら作業時にヒーターホースが劣化破損で液漏れしていることが発覚。
入院延長と相成りました。
治って良かった、見つけてもらって良かった。
経年劣化は粛々と対応するしかなく。
その度に知らなかったことを知る機会になります。
(ネット上より拝借した同様事例)
代車の国産軽が意外に面白かったり、
治った帰りに相棒の318と回り道していつものワインディングのS字で新しいブレーキングを利用して走ってみて、速度控えているから効果は微かだけど、車の挙動にニマッっとして、
うまく使えると遅くならずによく曲がるかな?とか想像していたり。
が、しかし、暑かったですね。
夏の終わりまで、
もうひと頑張り!
秋の魚
まだ暑いですが、秋の魚。
我が家は今季初サンマです。
お値段は豊漁の時の1.5倍位でした。
ありがたくいただきました。
残暑お見舞い申し上げます
日ごろ、当ブログにお付き合いいただいているみなさま、残暑お見舞い申し上げます。
そろそろまた暑さが戻ってきました(苦笑)
もうひと息、夏を乗り越えましょう。
今年の地元の花火は手筒花火までお目見えしました。
焼き物祭りは秋に移動し、今年は花火のみです。
さて、ブログ再開して3ヶ月程経ちました。
改めましてほんとに、毎度アクセスいただきありがとうございます。
時々、伝えるのが難しいなあと思いつつ、考え考えして書いている内容もありまして、鬱陶しいのではと不安なこともありますが、読んでくださったかたの頭の片隅に引っかかっていただけたら幸いです。よろしければ今後もお付き合いいただければと思っております。
近年、自分がすごく狭い世界に生きてたんだなあと思う出来事が多々ありました。
世界が狭いことというのは、広いところにいきなり出て行くと、自分の身の周りしか見えない、
例えばサーキットで近くばかり見て、自分のことしか見えない、そんな状態にも似て、苦い思いをすることも、この5年10年いくつもありました。
結婚後の自分の人生に悔いは無いので、あまり後ろ向きに受け止めていただくと困るのですが、10代後半からいろいろと苦労が多くて、それで精一杯で、その中で得たものもいっぱいあるんですが、
「自分自身の趣味」をもって人と交流するという経験をほとんど持たなかったのは事実です。
それを不満とか欠乏とか考える心の余裕もありませんでした。
20歳で初任給を手にしてから35歳位までは、常に自活と婚家への協力そのものが人生で、その中で夫のクルマ好きに関わって初めて、
「楽しそうだな」
ということを感じる様になりました。
一生懸命になろうとしましたが、うまく行かないまま、子育てと看取りに突入して行きました。
金銭感覚のベースは、日用品や食料品は300円以上、衣料品は3000円以上は一度離れて要検討、1万円以上は何であっても高級品。
心の底にはそういう感覚が刻み込まれ、場合によってはそれが通用しないと脳では分かっているものの、車趣味は罪悪感がつきまといます(苦笑)
でも、そう言いつつも日常生活の移動が趣味の中に入っていることは、実に合理的でシアワセであります。
そういう状況の中、スポーツ走行に挑戦して、物事の捉え方に影響はかなりありました。
感情を抜いた物理的な捉え方や行動もそうですし、そのままではやっていけないよ、と自分でも感じる出来事もありました。
なんだかこう、足元がおぼつかなくて、自信が持てないというか、自分が何ができていて何ができてないのかわからなかったり、とにかく走りに行くだけで時間も精一杯で、周りの人と交流する時間も取れず、そういう一連の事がものすごく歯がゆいことはあるのですが、考えても仕方がなく、できないことはできる様になることしか解決の道が無いので、カメの歩みですが一歩ずつ進んでいます。
歳をとるのは嫌ではありません。
面白い人間、面白いオバハンになっていけたら良いなと思っていますが、
40の手習い、周りに迷惑をかけているのでは、それがいつも気がかりであります。
資金が、はっきり言って足りませんが、なんとか続けられる形を探していこうと思っています。
馬力のピッコロ仲間が欲しいなと切に願うものの、ピッコロと言うには見た目に説得力がない我が相棒。
何はともあれ、秋が待ち遠しい残暑の季節であります。
皆さんもお体ご自愛くださいませ。
もったいない
もう、2年以上前の出来事です。
運転を習い始める前のことです。
今まで特に誰にも話さなかったのは、その時に、もう二度と違反で捕まらないでおこうとか、公道でやたらスピードを出そうとしないと思い、なんだかこう誰かに、というものでなく、なにかに漠然と憤るような気持ちになりましたが…
その時には、公道で運転を楽しむということが上手にできていなくて、ひょっとすると今よりスピード出さないと楽しくないのかな、こりゃ困ったなという思いもあって、どうやって日常の運転を楽しめば良いのか、目的が定まらない決心みたいな状態になっていて、余計に人には言えませんでした。
その時、免停の期間決定のお沙汰が出る日でした。
取り締まられた速度は時速60キロと少し。
40キロのネズミ捕りにかかりました。
1年間に2回かかってしまい、免停です。
既に簡易裁判はすみ、ソコソコのタイヤワンセットぶんくらいのお金を払い終わっていました。
その日は免停期間などの決定をするのに面談がある日でした。
試験場の建物に出向き、順番に事情聴取、異議申し立ての機会があります。
取り締まり自体に問題を感じたのであれば異議を唱えることも可能ではあります。
私が取り締まりを受けたのは、住宅地の中の坂を登りきって、下りかけたところです。
その先には通学路で、当時信号のない横断歩道があり、そういう意味で事故抑止のための取り締まりだと自身は感じていました。
必要な取り締まりだと思っていました。
面談して下さった男性は、通学路ということはご存じないので、「下りですね」と眉をしかめました。
それがどういう意味であったのか、わかりませんが、私が、時々ネズミ捕りやっていると知っていながら引っかかった原因は下りだからではありませんでした。
以前の住居の周辺の環境が、30キロ制限みたいな住宅地か、幹線道路で速度制限を守っている方が危ないような環境で、40キロ制限のところを走った経験もほとんどなく、広い道なら前が空けば60キロ越えくらいで走るのが常になっていたからです。
引っ越してから環境が変わって40キロ制限が増えたのです。3年で3回ほど捕まり、それがなぜかを赤切符二枚貰ってから考えた自分が鈍い。
どうしてそれを話したかは忘れてしまいましたが、だから飛ばしていいわけではないけれど、と前置きした上で、もう少しかいつまんだ形で相手の方にお話しして、運転は好きだけど今は40キロで楽しく走れる(様にしたい、を敢えてそう言った)と話しました。
ああいう時に、あんまり上手な話し方ではないし、相手がそれをどう受け取ったのかはわかりません。
本当はもっと形式的なものかもしれません。
ごねてる人もいました。
ただ、私自身は、もうこういうこととの追いかけっこはごめんだと思いました。
そして免許を預かられて帰宅。
坂ばかりの土地で自転車生活して腰痛に見舞われました。
後日、免停解除の前に講習がありまして、いろいろ講義を受けるわけですが、合間の時間に、廊下のベンチで、受講者同士が話していました。
若いお兄さんは事故で講習を受ける羽目になったのですが、本当の原因になった車は無傷で逃げてしまい、避けた自分が事故になってしまったとのこと。
それを、うんうん気の毒にと聞いていた飲み屋のおねいさん風の女性は、ふと思い出した様に、
「あー、アタシそういや裁判所行ってないわ〜あははー」と高笑い。
そして、講習と、シュミレーターを経験し。
シュミレーターは、酔う人が多いので無理な人はやらなくて良いです、とのお達しが⁈
建物の横には広大な車の練習場がありますが。
一連の出来事を考え、自分の身を守る努力をしようと思いました。
お上が悪いと言いたいのではなく。
何が黒で何が白なのかということを問題にしても私には答えを出す知識も、改善する力にも乏しい。まず自らの身を守ろうと思いました。
こういうところに関わる時間がもったいない。
自分なりに努力してみよう。
当たり前のことなのかもしれませんが、改めてそこを意識して、スピードだけに頼らない楽しさを考えないと、また数年したら同じことになっていそうな気がしたのでした。
事故なく、怪我をさせることもすることもなく、取り締まりに気づく努力(取り締まりを見かけたら、なぜそこなのかを一度考えてみる)、スピードに頼らず操作を愉しむことを心がけ、以来違反は一度もありません。
ゴールドに戻るのはいつだろうなー(苦笑)
気が緩まない様にしないと。