カメだって全速力

このブログの続きは、カメだって全速力第2章「る〜さんと駆ける」(mamogame.hatenadiary.com)に移行しています。リンクからどうぞ

命日

8月最終日。

週末台風の影響で雨が降るかは気になるところですが、朝晩涼しくはなって来ました。

 

先日が夫の母の命日でした。

13年ほど経ちました。

 お姑さんは生家が川魚の卸、晩年が老舗鰻屋の洗い場と、うなぎとは縁があったお人でしたので、いつも命日あたりにうなぎを焼きます。

 

 お姑さんは本当は炭で焼くのが当たり前で、うなぎも道具さえあればさばく人でしたが、

嫁入り先ではそこまではできず、開いた生を買って来て家庭用のコンロで焼いていて、私は嫁に来て、同居時代に焼き方教わりました。関西風です。

 

 その後、息子である夫が七輪買って炭を起こすようになり、お姑さんが人生最後に自宅で食べた夕飯は、息子が焼いたうなぎでした。

 

 

f:id:mamogame:20170831193639j:image

備長炭の火は眺めても良し。

私は火加減は分からず、夫は焼き加減が分からず、いつも分業です。

串うちできないので、家庭分焼くくらいが精一杯ですね。

 

 

f:id:mamogame:20170831194313j:image

皮から焼き始め、両面あぶって縮めてから、皮をじっくり焼き、また返して身の面もこんがり。

(焼きが足りないとゴムみたいな食感になります)

自家製継ぎ足しのタレをつけて両面炙ります。

 

f:id:mamogame:20170831194737j:image

全員分を豪快に桶盛りで、大きなひつまぶし(笑)

仏様にも忘れずお供え。

 

6人で4本。

何よりも、安上がり!

昔はこれが5千円くらいでできたのになあ〜

 

 

お姑さんは昭和一桁の生真面目で働き者。

頑固で時々困ったけど、本当にすごい方でした。

孫に見せる愛嬌のある顔はさすが関西人!

 

うなぎと心意気、年季は足りませんが、なんとか受け継いでやっています。