やっとかめのスズカ
今日は早朝から家を出て、スズカサーキットへ。ユイレーシングスクールのスズカドライビングスクールへの参加でした。
個人的には、1年と4ヶ月ぶりのスズカです。
猛暑が続いて、今日も酷暑を覚悟しましたが、暑さが和らぎ、空に感謝。
久しぶり、というのを名古屋弁で「やっとかめ」と言う、というのだけど、最近はあまり使われなくなってきました…やっとかめのスズカです。
ユイレーシングスクールに通いはじめて2年、普通は皆さん大体タイムが上がっていかれるのですが、わたくし、西浦でもスズカでも、ベストタイムはユイ前より下がっていました。
ユイ参加後、車のほうが変わったことと言えば、タイヤを幅ダウン、インチダウン、タイヤも相場の値段からしてランクダウン。ブレーキパッドを純正レベルに戻しています。良いものを使いたい気持ちはあるのですが、ランニングコストを下げるためです。
そのせいではないと思っています。
理由は自分ではなんとなくわかっているのだけど、なかなか脱出できず、人に説明もできない感じです。
今回は1本目で自身最遅のベストタイムを記録。
このままでは終わりたくない。習ってきたのは遅くなる走り方ではなく、安全に速く走る走り方です。
習いに行くまで、無理をして走っていたと思います。
タイヤをこじってしまったり、走行時間の後半になると車から嫌な音がしていました。
速くなりたいけど、その前に車と仲良くなりたい。
車をいじめたくない。
車に最大限の力を発揮してもらいたい。
なので、そういう無理をしないで以前のベストタイムを出せるようになりたい。
費用も限られていますし、この先当分その状態が続きますので、パーツも純正レベルに抑えて、なんとかそのタイムレベルに持っていきたい。
それが最初の目標でした。
前回のフジのオーバルスクール参加の最後に、ステップアップになるブレーキングを知りました。
クイックに強いブレーキを使えます。
タイヤが路面をつかんできます。
コーナーリング中のグリップが変わります。
絶対この方が速くなれると実感できました。
思い返せば、今までも理解するチャンスはあったはずなんですが、理解できないときはいくら情報があっても自分に取り入れられない時もあるんだなあと、悔しい思いをしました。
その後日常で時々練習もして、ペダルの踏み方も変えてきました。
しかし、スズカの高速コーナーを前に、ターンインの他の作業との折り合いがつけられず、ダラダラと弱いブレーキを踏んだり、シフトミスをしたりする周回が続きました。
1本めと2本目の間に考えました。
欲張って無理をしたりしないで、でもタイムを出したい。
どう考えても高速コーナーで稼がないとタイムには直結しません。
でも突っ込みすぎてもタイムは上がらないことも勉強して実感しました。
しかし、現時点でクイックで強いブレーキとシフトダウンをうまく整理できてない状態なので、このまま行くと1本めと同じ状況のまま終了する予感でした。
そこで、ブレーキングを短い2回に分けて、その間にシフトダウンを挟むことにしました。
コーナーにより4−3速、5−4速のシフトダウン後、その奥でもう1速落とす必要があるコーナーです。
手前でシフトダウンしずに侵入して奥で2つ落とす方法もありますが、それも現状では確信がもてませんでした。
2本目走行。
最初はバタバタしましたが、後半はそのやり方でリズムが良くなって、各コーナー侵入速度を上げることも出来て、途中の失速もなく、なんとか収めることができるようになり、130Rは2回目のブレーキを省けるように。
ベストタイムは6秒短縮。以前のベストタイムあたりです。
他も、すべて1本目のベストを上回りました。
まだ、下りコーナーでびびって足がブレーキから離れてないことで、かえって姿勢を不安定にしていると実感して、走りながら自分を叱ってました。
ようやく、コーナリング速度が「なんとかしよう、なんとか収めよう」という速度域に
入ってきたと思いました。
そして、本日の失敗。
1本目のチェッカー後、クールダウンを、私は遅いからゆっくり走らずにそれまでと同じペースで帰ってこないと、次の進行に妨げになるのに、ゆっくりクールダウンしてしまったこと。
クールダウンしながら時計を見て、周りの様子を見て、あれ?私、遅いな…(^_^;)
ピットで講師に指摘されてその後考えてみたら、自分のタイムとチェッカー出た時間と、次の走行枠の時間を計算すればわかったはずだったんだ…ごめんなさい。
2本目はチェッカー後もハザードつけてほぼ全開(笑)
もう一つの失敗。
すべて終了後、さっぱりして帰ろうと、サーキットホテルの隣りにあるクアハウス(サーキット遊園地の駐車場に入るのにお金がかかりますが、入泉料がその分割り引かれます)に行って、脱衣所で着替えのシャツを家に忘れたことに気が付きました。
どの濡れたシャツをドライヤーで乾かすかという選択を迫られることに(笑)
ドンがめの紆余曲折、まだまだ続きそうです。
なんか、どんくさいなあ…でも走るのは楽しいです。
やっと車を走らせてる感がでてきました。
移動式パイロンとご一緒してくださった皆様に感謝です。
一長一短
200馬力を見て、欲しくなくなった理由はなんだろう?の話です。
最終的には200馬力だけが原因ではない様な気がしますし、私自身が、特にたくさんの経験があるわけではないので、本当に気持ちレベルの問題で申し訳ないのですが、自分でも不思議だったので、考えてみることにしました。
今まで運転を日常でしていた車を改めて調べて見ました。(小数点2位以下は切り捨て、スペックは中古車サイトのカタログ情報)
1t (車重) 1.6リッター 125馬力
1.3t 1.6 リッター 100馬力
1.3t 1.9 リッター140馬力
1t 1.2 リッター 86馬力
1.3t 1.9 リッター 118馬力(今の相棒)
見事に2リッター以下ですね。
全てマニュアルです。ATは間に2台あり2リッターでしたが今回除外。印象としては上記のどれかに当てはまってくると思います。
本とは車種書いた方がイメージ湧くかもしれませんが、ご勘弁下さい。
タイヤの幅は今の相棒以外は大体185とか195で今の相棒でいきなり225と245になりました。
あまりに幅広なので、調べて、ボディに対して純正の域を出ない205に下げました。
ずっと、2リッター以上の車に乗ったことがない、という意識はありました。
ただ、運転を習う様になって、車重に対してタイヤの幅で接地圧が変わったり、扁平率で変わるものがあったり、ボディ剛性や足回りとタイヤの選択、トレッドや重量配分、いろーんな要素で乗り味も乗りかたも違ってくるんだ、ということもなんとなくではありますが考える様になりました。
だから、上記のデータの比較だけでは結論にも理由付けにもなりきらないと思います。
今の自分の車を基準にして考えるなら、
パワーが上がるのは、大体が排気量アップで、まずエンジンが重くなり重量が前よりになります。ターンインが今までより難しいと思います。軸重まで調べればはっきりするとは思います。
パワーがあれば立ち上がりのスロットルワークが今までより難しくなるだろうと考えられます。
速度域が上がれば、当然、見合うブレーキの力も変わってくると思いますので、ちょっとした操作の違いの影響は大きくなると思います。
ただ、メリハリはつけやすくて、タイヤを路面に押し付けることは今よりしやすいかもしれません。
200馬力になったから扱えないとか大変だというのは一時的なことで、限界を見られるのがいつかはわからないけど(^_^;)、練習すれば、全く扱えない、とは思いません。
そもそもその違いをどこまで自分が見分けられるのかにも疑いがありますが(^_^;)
限界を見ることは、ポテンシャルが上がる方が大変だと思いますが、そうとも言い切れない。
軽いのも大変だと聞いたことがあります。
自分の1.3t 118馬力の車と、今回所有欲を失いそうな(笑)1.2t 200馬力。
排気量あんまり変わらんのにね。
私の相棒の世代のあたりから、エンジンってずいぶんかわったらしいですから、私ごときが言うのはおこがましいのですが、時代ってこういうことなんでしょうか。
明らかに後者の方がやんちゃそうに思うのは私だけ?
ものすごくワクワクする自分もいるんですよ。
だって、軽くて速いってことですよね!
じゃあなんでだろうなあ…
長くなったので、引きずるほどのネタでもない様な気がして申し訳ないのですが、またまた続く…ってことで。すみません。
m(_ _)m
ほんとはこれを考えるよりも、もっとたくさん走ってもっと経験を積んで、その上でこういうことを考えてみたかったです。
不思議な感覚
7月も終わりです。なんだか、後半ほんっとに忙しかったので、少し脱力。
深呼吸したい気分です。
春頃から、意識して野菜を多く食べる様に努力していて、最近パプリカが美味しいと思う様になったので、今日は夕食の用意の合間にパプリカとピーマンをオリーブオイルで炒めて、甘酢を合わせてマリネ風に浸けてみました。
美味しかったらドレッシングがわりに使えそう!
話は変わりますが、先日、車のことで考え事をしていて、自分で自分の反応にびっくりしたことがありました。
今だに自分では謎です。
わたくし時折、仮想クルマ買い替え計画をして楽しんでいるのですが(実際はとても車を買い替える目算など立ちません)、先日ほぼ見た目だけで「良いなあ」と思っていた車を調べてみたんですね。
排気量が2リッターで車重が1.2t。
200馬力くらいある、スポーツ系に振ったハッチバック。
こういうのをホットハッチって言って良いのでしょうか?もっと小さいイメージだったんだけど…
見た目にとっても好きだったんだけど、中古車サイトをじいっとみていて、スペックを調べた途端に、すうっと欲しい気持ちがしぼんで行く自分を感じました。
自分の今の車が1.3tで120馬力切れます。
(何度も書いて来ましたが、頑丈で非力で低速寄り)
なに?この自分の萎えかた…??
慌てて他の知っている車のスペックをいくつか調べてみたのですが…
200馬力がものすごく強力、ではないですよね…ポルシェとか300馬力ありますよねえ…
以前200馬力越えのE46でオーバル何周か走らせてもらったことがあるのですが、基本やらなければいけないことは同じで、加速が良いぶん、ブレーキングで荷重の移動もわかりやすいしメリハリつけやすくて楽しかったのです。
なぜだろう…
つづく…。
運転が苦手
一時の暑さはおさまったものの、なんだかよくわからない、はっきりしない気候が続いています。近年こういうのが多いですね。
昨日書いたハイブリッドを運転しての友人たちとの旅行。
助手席が車の持ち主だったのですが、一時間以上運転したことは殆どないと言います。
(その友人が、落ち合う都合上我が家まで1時間以上を運転してきたのだから、きっと大冒険だったと思います。)
高速は苦手、とも言っていました。
自分が運転中だったのもありますが、それに対して有効なアドバイスはあまりできなかった気がします。行ってみようと思えばできるものだよとだけ言いました。
(ちなみに彼女は経済系の大学を出た働く女性。今だって銀行で働いています。そういうとこすごいなあって尊敬する)
運転が苦手かなと思っている、その状況は5年前、10年前の私そのものです。
私は、車好きの男性と結婚したので、車を動かすことは出来ました。
だけど、例えば高速道路では、
出せる速度の上限は時速100キロ。それ以上になるとガチガチだから追い越し苦手。
出来る限り左車線だけを走りたい。
車線変更は苦手。
運転開始から一時間もすれば頭痛。
車好きの人間と結婚して10年以上経った、10年前の私はそういうふうでした。
ただ、当時は名古屋市内の幹線道路に近い所に住んでいたため、日常的な路上環境はこんなふう。
表通りに出れば、60〜80キロで狭い車間で途切れること無く車が走っている。
もし40キロで走ったら、車線変更と追い越しを多発させてしまう。
そういう環境の、路肩が殆ど無い2車線の道路に、時折路上駐車があるのが普通。(その後その道路では路駐に対して規制が厳しくなって路駐は減りました)
そういうわけで、中速域と車線変更だけは、死活問題なので鍛えられました。
みかねた夫が当時いろいろアドバイスをしてくれて、入りたい車線の流れに自分をどう合わせるか、周りに迷惑をかけないようにどうやって入るか…意思表示をいつするか…そんなことを都度意識して走ります。
更に近年運転を習う中でそれまであまり自分の中になかった、合理的な考え方、という思考回路を努力して作っているので、随分考えやすくもなり、その時々で身体で反応するようになりました。
先日、運転が苦手…という言葉を友人から聞いて、その気持ちは痛いほどわかりました。
でも、別に自分みたいにサーキットを走らなくても、その「苦手」は本人がその気になれば解決するかもしれないな…そんな風にも思っています。
苦手、がなんとかしよう、に変われば必要最低限はなんとかなります。
サーキットを走っている
ドライビングスクールに行っている
このことで、友人から運転を頼まれ、すごいね、と褒められる。
サーキットに行けばタイムが出ない、周りより遅いという現実はあるけれど、
私、せっかく習っているのだから、求められた時に、何か相手にとって必要な言葉が選べる、そんな人になりたいな、そう思いました。
でもそれってとても難しいことだと思い、ものすごく言葉を選ぼうとする自分がいます。
自分の中に沢山の引き出しがないとホントの意味での有効な言葉は選べないと思います。
エコカー
少し前に、昔の同級生が集まって旅行に行きました。友人の1人の自家用車で行ったのですが、我が家付近までその友人が運転し、残りを私が運転しました。運転が好きなのを知っていたので頼まれて快諾。
いざ集合場所で車のドアを開けたら、なんとハイブリッド!
メーターに表示されるたくさんのエネルギー消費情報も理解しないまま乗りました。
走るぶんにはあんまり問題ないのですが、どう乗るのがハイブリッド車には効率が良いのか、乗っていて気になってたんですよね。
後になって気になって、どういうシステムかをトヨタさんのHPで確認したら、やっぱり想像と多少違っていました。
効率よく運転するコツも検索であたりました。
せっかくの体験だから事前に情報持ってれば良かった(笑)
運転させてもらって、加速してるんだけど、踏んだ分を加速した感触でないのに速度は上がっている、という印象が一番強かったのですが、それも調べてみてなんだか納得。
自分の加速感って、エンジンの回る感触と進んだ感?で作られている様です。
モーターとエンジンで動力発生を分けっこしてるから、モーター分を加速として感じず、加速感が足りなかったんでしょうかね〜?
勉強になりました。
暑さに負けるな
暑さに負けずタイヤ新調です。
今の私の精一杯の贅沢です。
メカさんに力仕事していただきました。
なんせ、履いてたのは、サイドが頑丈なうっかり買った中古ランフラット…
剥がすのがやはり大変みたいです。
元々の純正が普通タイヤでフロントが45扁平、リヤが40扁平だったのを、インチダウン幅ダウンして55扁平になったのですが、そこはうっかりランフラット。扁平率の変化も、軽さを感じることもなく(苦笑)。
今回普通タイヤになって、扁平率の変化をようやく感じました〜(笑)
履きなれない新しい靴みたいなゴムの感触も、100キロ程走るといい具合に馴染んで来ました。
ヴイッツの車検と相棒のタイヤで、諭吉っつあんがたくさん旅立って行きました>_<
でも車がシャキッとしてるのって幸せです。
さあ、暑い夏に負けない様に、頑張りましょう。