カメだって全速力

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ぱっと見見えない価値

一つ前の「GOサーキット」の中で、ショッピングセンターのカート場の走行時間と料金に納得が行かなかった女性に、「ああいうのは金持ちがやるんだよ」と言った男性の話を書きました。

 

  カート、をその女性がどう理解していたかはわかりませんが、カートのことを全く知らなかった昔の自分の感覚で行くと、ゴーカートの延長位に思ってたかもしれませんね。

 

近隣のサーキットのカートに比べると、たしかに少し高い感じもするのですが、よく考えてみると。

立地。他は大体山の中のサーキット。

こちらは大型ショッピングモール内。

コース。カートだけのためのコースで他へ転用していない(近隣はカート以外二輪四輪走行可)

整備の手間、所有するための料金は一切なし。(レンタルの場合)

考えてみると、コース、車両破損のリスクなど、お客の側に見えにくい経費って、きっといっぱいあるんですよね。

 

 

その男性もその女性も、きっと隣で聞いていたフツーのおばさんが、こんなにいろいろ残念がっているなんて思いもされてないと思います(笑)

でも、自分もふくめ、コツコツ費用を貯めたり、ほかのことを切り詰めて車を楽しんでいるひとだってたくさんいるわけで。

 

 

 その人たちが悪いと思っているわけでなく、それよりも、

結局世間体ってそういうものなんだろうから、世間体を気にしてばかりいることがつまらんな、やりたいことは、人様に迷惑をかけずに可能ならば、精一杯努力すれば良いと改めて思ったのと、

デフレの影響もあったかもしれませんが、車のことにかかわらず、目に見えない価値を汲み取ろうとしない価値感をよく目にします。

私自身も、知らないからわからないことがたくさんあるなと近年しみじみ思います。

 

私が知多半島から、ユイレーシングスクールに参加するのにフジまで通っているのも、理解されないこともありますが、一度でいいからたくさんの人にあの考え方に触れてみて欲しいです。