チャレンジ欲と家族のふんどし
秋がやってきてますね♪
私にとって秋は無条件に物哀しい季節なんですが、それ以上に苦手な蒸し暑さから解放される嬉しい季節。秋だー!!
お盆明けに車のことで決断をして、スポーツ走行をする新しい車を手に入れるべく、暫くサーキット等辛抱すると決めました。
そこでヴイッツチャレンジのことも、もう一度考えたんですね。
以前日常使いのヴイッツを、スパ西浦モーターパークに連れ出したのですが、非常に面白くて、改めて速さだけでない楽しさというものも実感して、費用が乏しくなったらCVTヴイッツで走ろうかというヴイッツチャレンジ。
どんな車でも、その車をどう走らせたら楽しいか、できるだけ速く!そう考えることは楽しい、と本気で思いました。
走ったときは、サスペンションがお疲れでしたので、結構走りにくい状況ではあったのですが、それでも無茶はせずにストレートエンドは318と変わらない速度域に持っていけました。タイムは違いますけどね。
318が非力なのかヴイッツがそこそこなのか、どっちにせよ私の技術は足りないわけですが、とてもおもしろかった。
走っている間はタイムは気になりませんし、リアルタイムでタイムと走りを見ていた夫によれば、どういう時にいいタイムが出るかは一目瞭然だったらしいです。
サス替えてどうなったのか興味もありますが、あれから行けてません。
しかし最近思ったのですが、ヴイッツ20万キロ超えなんですが、コンプレッサー替えてないんですよね。元気ですが、20万キロは20万キロ。
このヴイッツをまだ父が乗っていた頃、10万キロ手前で、ちょっとカラカラ言い出して、うちの他の車にもコンプレッサー保護のドーピングをしてたので、試しにしてもらったら、すっかり元気に今まで持ちこたえています。もちろんサーキット走行時にエアコンをかけるということはありませんが…
結局、サーキットかどうかということがモンダイでなく、すべてをヴイッツでまかなって「距離」を伸ばしすぎて、これ以上修理を増やすことになるのが果たして家族や自分にとって意味ががあるのかという事になります。
フジまで行くのも、自分の身体にとっても今より大変だと思います。
元々息子が免許取った時用においてある車なんです(本人がなかなか腰が上がらないが)。
家族の送迎など、日常のいちばん大切な部分をまかなってる車です。
この場合は、一見節約している様で、私結局他の家族のふんどしで相撲取ってる状況でない?と思うのです。
それは非力な車がサーキットを走れるかどうか、というのとは違うモンダイだと思うのです。
ファミリーカーでサーキットを走っていけないのか?という疑問とは違う。
なかなか声に出して言う機会はありませんが、こう思っています。
車で思い切り走ってみたいひとは、どんな車でもOKと言ってくれる場所の門をたたいてほしいと思っています。できれば運転の基本やサーキットなら走り方やルールをちゃんと教えてくれるところ。何で走るかを考えるのはそれからでも遅くない。
たしかに車の趣味は一見お金がかかるように見えます。
やらないよりはそりゃお金はかかります。
でもやってみる前からあきらめるなんてつまらない。
私は車を趣味にして、ユイに通って、サーキット走って、車以外のことに沢山の好影響がありました。
それが全員にあるかどうかはわからないけれど、それもやってみればわかる。
何事も、やらなかった後悔はずっと心の隅にくすぶります。
私は若い時にそういう思いを沢山したので、結婚して人生の向きが変わってからは諦めないことをモットーに生きてます。(無理やゴリ押しは良くないけど…)
自分の中で最後にダメ押しで来たのは、先月の鈴鹿走行。楽しい。
オーバルを3リッターの車で走らせてもらった時も楽しかった。
せっかく2年も四輪イーブンスロットルのコーナリングを練習しているのだから、もうすこしパワーのある車でそれを実践することにチャレンジしてもいいんじゃない?
パワーアップしても大丈夫なはずだし、チャレンジするロマンがある。
(でもピッコロの軽さも捨てがたいし、318のシャシーのポテンシャルはまだ使いこなせてない。だからもう1年欲しかった…泣)
結局自分のチャレンジ欲の方が勝るのなら、自分のふんどしを手に入れられるか考えるのが、自分の欲に忠実だと思いました。
介護の手伝いもあってそれが不定期なので働くにも働けない状況で、腰痛もあるので、結局家族に頭を下げて一部家庭内ローンの方向です。
今までの頑張りを認めて頂きプレゼン成功です。
返済中はスポーツ走行を我慢。
(きっと我慢しきれないだろうと笑われたけど、返さなくていいとは誰も言ってくれない・笑)
あー欲深いな、あー罪深いなと思い、日常を頑張っています。
スポーツ走行できない間に、出産以来の積年の疲労ですっかり弱くなってしまった足腰をいい意味で動かすべく歩くことからスタートです。
すみません。
私の今の状況を、ここだけで説明するのは難しいと思うので、伝わっていないかもしれません。前後を読んでいただいてもわかりづらいかも。
よーするに走ることが楽しくてやめられなくなってしまって、なんとかしようとしている。そのために家族に感謝して日常頑張ろう…
そうやって書こうかどうか、迷ったんですけどね(笑)
毎度長い文章にお付き合い頂き、感謝です。
吉と出るか凶には…出さない
9月1日です。家族の送迎で表通りに出ると、久々に登校する小学生の波(というくらい多い)を見ました。
今、我が家の周りは若いご夫婦が多くて妊娠出産ラッシュ。
あと何年かすれば近所も小学生だらけですね(笑)
季節が変わると、我が家の各車の空気圧管理でスタンドのアバウトコンプレッサー(笑)を往復しています。
コンプレッサー買えよ!って思う時もありますが、失敗して何度も行きたくない、という思いで調整がうまくなるもんですね(笑)
実はお盆明けに新しい決断をしました。
詳しいことはこれからですが、当面スポーツ走行を控え、資金調達と新しい相棒入手を目指します。
高価な車や新車を目指している訳ではないですが、走行と新規取得の両方は無理なので、非常にジレンマですが、現実的にはその方が利する所が多いような気がします。
318は入手してから、必要な修理は適宜してもらって来ました。
特にオイル管理は手を抜かなかったので、エンジン好調です。
車が良くないのではなく、自分の目的と、この先数年の金銭事情を考えた時に、今走行を我慢するが得策と判断しました。
操作の面では心残りがあります。
非力ですが、私がもっとピッチングとローリングを使いこなせば、もう少し速くなれるはずで、それはどんな車でも必要なことになって来ます。
そこかしこで話には聞いていたはずなのに、ピッチとロールに関する実感のイメージがきちんとないままずっと走って来て、ある日師匠の後ろをついて走った時に、師匠の車は楽しげに前後左右に動いていて、自分はそれがない。
そこではたと気がつき、その後の参加で動きを作り出すヒントを得て、これから、というのが今の状況です。
それが残念で仕方がありません。
脳内では必要要素が出ていて、あとは実践の中で時間軸の整理と実行だと思っていました。
公道の普通の走行の中でもその要素は多少実験はできるのですが、無理もあります。
新しい相棒には、今よりはお馬さんは多いものを目指すので、気をつけないと操作でなく車の力で満足できてしまうかもしれない。
本当はポテンシャル上げて、ハードルを上げるにはまだ早いと、内心思っています。
しかし、車検通してあと2年待つと、いろんな所で今とは条件が変わってしまう可能性があります。5年後を思うなら今だと思いました。
今までの人生の中で、動くべきだと感じた時の判断は、苦労も多かったけど後悔がなかったし、家族の協力も得られるということなので、少しずつ準備を始めました。
私、車で何がしたいのだろう
車が変わると何が起きるのだろう
スポーツ走行を始めてから、ずっと考えて来ました。
非力なことは悪いことではなく、自分の車の能力を知って、車にとって無理のない速さを目指すことは楽しいことで、そういう走りはきっと見ていても走っていても楽しいのではないかと思っています。
車の運転の楽しさは、操作と結果の一致に多くがあるのではないのかな。
ユイに通いはじめて早い段階でそういう思いが出て来て、2年経って、それが実感に変わりつつあります。
あと1年318とサーキット走りたかったという思いもあります。
まだ何も現実は変わっていないのですが、秋が近づいてきて、いろんな意味で寂しい。
でも将来のために。
フジP2にも、スズカにも、復帰するぞ!
命日
8月最終日。
週末台風の影響で雨が降るかは気になるところですが、朝晩涼しくはなって来ました。
先日が夫の母の命日でした。
13年ほど経ちました。
お姑さんは生家が川魚の卸、晩年が老舗鰻屋の洗い場と、うなぎとは縁があったお人でしたので、いつも命日あたりにうなぎを焼きます。
お姑さんは本当は炭で焼くのが当たり前で、うなぎも道具さえあればさばく人でしたが、
嫁入り先ではそこまではできず、開いた生を買って来て家庭用のコンロで焼いていて、私は嫁に来て、同居時代に焼き方教わりました。関西風です。
その後、息子である夫が七輪買って炭を起こすようになり、お姑さんが人生最後に自宅で食べた夕飯は、息子が焼いたうなぎでした。
備長炭の火は眺めても良し。
私は火加減は分からず、夫は焼き加減が分からず、いつも分業です。
串うちできないので、家庭分焼くくらいが精一杯ですね。
皮から焼き始め、両面あぶって縮めてから、皮をじっくり焼き、また返して身の面もこんがり。
(焼きが足りないとゴムみたいな食感になります)
自家製継ぎ足しのタレをつけて両面炙ります。
全員分を豪快に桶盛りで、大きなひつまぶし(笑)
仏様にも忘れずお供え。
6人で4本。
何よりも、安上がり!
昔はこれが5千円くらいでできたのになあ〜
お姑さんは昭和一桁の生真面目で働き者。
頑固で時々困ったけど、本当にすごい方でした。
孫に見せる愛嬌のある顔はさすが関西人!
うなぎと心意気、年季は足りませんが、なんとか受け継いでやっています。
ワイや、ワイや。アクセルワイヤー(^_^;)
もう1年くらい前から、雨上がりのスロットルペダルの動きが渋い事がありました。
でも、最初のひと踏みとふた踏み位で治ってしまうので様子見して来ました。
先日の台風明けだったか、渋くなってすぐには戻らなくなったので、夫に相談、お店で見てもらって、アクセルワイヤ交換決定。
入院したら作業時にヒーターホースが劣化破損で液漏れしていることが発覚。
入院延長と相成りました。
治って良かった、見つけてもらって良かった。
経年劣化は粛々と対応するしかなく。
その度に知らなかったことを知る機会になります。
(ネット上より拝借した同様事例)
代車の国産軽が意外に面白かったり、
治った帰りに相棒の318と回り道していつものワインディングのS字で新しいブレーキングを利用して走ってみて、速度控えているから効果は微かだけど、車の挙動にニマッっとして、
うまく使えると遅くならずによく曲がるかな?とか想像していたり。
が、しかし、暑かったですね。
夏の終わりまで、
もうひと頑張り!
秋の魚
まだ暑いですが、秋の魚。
我が家は今季初サンマです。
お値段は豊漁の時の1.5倍位でした。
ありがたくいただきました。
残暑お見舞い申し上げます
日ごろ、当ブログにお付き合いいただいているみなさま、残暑お見舞い申し上げます。
そろそろまた暑さが戻ってきました(苦笑)
もうひと息、夏を乗り越えましょう。
今年の地元の花火は手筒花火までお目見えしました。
焼き物祭りは秋に移動し、今年は花火のみです。
さて、ブログ再開して3ヶ月程経ちました。
改めましてほんとに、毎度アクセスいただきありがとうございます。
時々、伝えるのが難しいなあと思いつつ、考え考えして書いている内容もありまして、鬱陶しいのではと不安なこともありますが、読んでくださったかたの頭の片隅に引っかかっていただけたら幸いです。よろしければ今後もお付き合いいただければと思っております。
近年、自分がすごく狭い世界に生きてたんだなあと思う出来事が多々ありました。
世界が狭いことというのは、広いところにいきなり出て行くと、自分の身の周りしか見えない、
例えばサーキットで近くばかり見て、自分のことしか見えない、そんな状態にも似て、苦い思いをすることも、この5年10年いくつもありました。
結婚後の自分の人生に悔いは無いので、あまり後ろ向きに受け止めていただくと困るのですが、10代後半からいろいろと苦労が多くて、それで精一杯で、その中で得たものもいっぱいあるんですが、
「自分自身の趣味」をもって人と交流するという経験をほとんど持たなかったのは事実です。
それを不満とか欠乏とか考える心の余裕もありませんでした。
20歳で初任給を手にしてから35歳位までは、常に自活と婚家への協力そのものが人生で、その中で夫のクルマ好きに関わって初めて、
「楽しそうだな」
ということを感じる様になりました。
一生懸命になろうとしましたが、うまく行かないまま、子育てと看取りに突入して行きました。
金銭感覚のベースは、日用品や食料品は300円以上、衣料品は3000円以上は一度離れて要検討、1万円以上は何であっても高級品。
心の底にはそういう感覚が刻み込まれ、場合によってはそれが通用しないと脳では分かっているものの、車趣味は罪悪感がつきまといます(苦笑)
でも、そう言いつつも日常生活の移動が趣味の中に入っていることは、実に合理的でシアワセであります。
そういう状況の中、スポーツ走行に挑戦して、物事の捉え方に影響はかなりありました。
感情を抜いた物理的な捉え方や行動もそうですし、そのままではやっていけないよ、と自分でも感じる出来事もありました。
なんだかこう、足元がおぼつかなくて、自信が持てないというか、自分が何ができていて何ができてないのかわからなかったり、とにかく走りに行くだけで時間も精一杯で、周りの人と交流する時間も取れず、そういう一連の事がものすごく歯がゆいことはあるのですが、考えても仕方がなく、できないことはできる様になることしか解決の道が無いので、カメの歩みですが一歩ずつ進んでいます。
歳をとるのは嫌ではありません。
面白い人間、面白いオバハンになっていけたら良いなと思っていますが、
40の手習い、周りに迷惑をかけているのでは、それがいつも気がかりであります。
資金が、はっきり言って足りませんが、なんとか続けられる形を探していこうと思っています。
馬力のピッコロ仲間が欲しいなと切に願うものの、ピッコロと言うには見た目に説得力がない我が相棒。
何はともあれ、秋が待ち遠しい残暑の季節であります。
皆さんもお体ご自愛くださいませ。